日本メディア、女優ユン・ヨジョンの受賞に「韓国映画に大差つけられた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.27 07:18
第93回アカデミー授賞式で女優ユン・ヨジョンが映画『ミナリ』で助演女優賞を、中国出身クロエ・ジャオ監督が監督賞を獲得すると日本のメディアは苦々しい反応を隠すことができずにいる。
この日、NHKはジャオ監督の『ノマドランド』が監督賞と主演女優賞、作品賞など3冠となったと報じ、「一方、韓国からアメリカに移住した家族の行方を描いた『ミナリ』のユン・ヨジョンは助演女優賞を受けた」と伝えることにとどまった。
読売新聞はユン・ヨジョンの受賞記事の見出しを「アジア系ではナンシー梅木さん以来」とつけた。1958年米国映画『サヨナラ』に出演した女優ナンシー梅木に次いで2人目となるということを強調しようとする意味とみられる。ジャオ監督が最優秀監督賞を受けたという記事の見出しは「女性監督で史上2人目」だ。