【コラム】韓国は本当に扱いやすい国か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.26 10:55
先週、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が画像を通じて出席した2つの国際行事があった。博鰲(ボアオ)フォーラムと気候首脳会議だ。米中競争時代を代弁するように、それぞれ中国の習近平国家主席と米国のジョー・バイデン大統領の招待で開催された。年初に、文大統領は就任したばかりのバイデン大統領といつ電話会談を行えるのか関心を集めていた時、突然、先に習主席と電話をつないで問題になった。今回も同じだ。誰もが韓米首脳の初めて首脳会談に注目していたが、突然、この間に習主席が割り込んだ。
文大統領があえて博鰲フォーラムに出席する必要はあったのかという残念さがある。2つの理由からだ。第一に、習主席の画像を通したフォーラム出席が終盤に行われたためだ。中華圏メディアによると、当初、国家副主席の王岐山氏の演説が予定されていたものとみられる。フォーラム司会者は潘基文(パン・ギムン)フォーラム理事長の話が終わったら王岐山氏が演壇にのぼり祝辞を述べると話した。