半導体大乱、それが終わりではなかった…自動車業界の天然ゴム大乱
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.26 10:24
天然ゴムの価格が高騰している。新型肺炎でラテックス手袋の需要が急増したうえに重装備車両用タイヤの需要増加が重なった結果だ。さらに、天然ゴムを栽培する東南アジア地域の気候変動で供給量が大きく減って価格が急に上昇している。特に、自動車業界では「半導体に続き、ゴムの需給まで心配している」という懸念の声が上がる。
天然ゴムの価格が上昇したのは昨年中旬からだ。昨年8月から上がり始めたシンガポール天然ゴムの先物価格は今年3月末を基準に1ポンド(0.45キログラム)当たり1.082ドル(約116円)を記録した。天然ゴムの価格が1年前である昨年3月末までは1ポンド当たり0.613ドル水準だった。1年間天然ゴム価格が2倍近く上がったわけだ。