「日本政府、慰安婦訴訟費出す必要ない」 韓国裁判所、強制執行に初めてブレーキ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.21 07:20
韓国裁判所が最近、日本政府に対する旧日本軍慰安婦被害者の初めての損害賠償訴訟勝訴の判決趣旨に反する決定を下していたことが確認された。この決定文は当初の判決とは違って「訴訟費用を日本政府が負担する必要はない」と明示しており、「強制執行は国際法違反」など勝訴判決そのものを問題視する内容も多く指摘している。2017年9月の金命洙(キム・ミョンス)大法院長の就任以降、日帝強占期被害者に不利な内容の判断が出てきたのは初めてだ。
20日、韓国法曹界によれば、ソウル中央地方法院民事34部(部長キム・ヤンホ)は先月29日に故ペ・チュンヒさんら12人が日本政府に対して起こした損害賠償訴訟勝訴事件に対して「(韓国政府)国庫による訴訟救助取立決定」を下した。