韓国外交部長官「日本汚染水放出、IAEA基準従うなら反対することはない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.20 06:44
韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は19日、日本政府の福島放射能汚染水放出決定に関連して「国際原子力機関(IAEA)の基準に沿った適切な手続きに従うなら、あえて反対することはない」という立場を明らかにした。
この日の国会対政府質問では、与党「共に民主党」の文振碩(ムン・ジンソク)議員が鄭長官に対して「今後も日本の原発汚染水放出に対する政府の反対立場は変わりないか」という趣旨で質問した。これに対して鄭長官は「反対というよりは、国民の健康、安全を最優先にして3つのことを日本政府に繰り返し、そして一貫して主張している」と答えた。
続けて「第一に十分な科学的根拠の提示とそのような情報を十分に共有すること、第二にもっと十分に事前協議をすること、最後にIAEAの検証過程に韓国の専門家や研究所代表の参加保証など、3つの条件が整わなければならない」と強調した。