EU、ワクチン18億回分追加確保の動き…出遅れの韓国に危機感
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.19 08:17
米国政府とファイザーに続いてモデルナの最高経営責任者がブースターショット(booster shot)を準備すると明らかにし、韓国国内のワクチン需給に影響を与えることが予想される。予定されていた接種分も入っていない中、3回目の接種も考慮しなければいけない状況だ。中央防疫対策本部は18日、「ブースターショットの追加の確保については、関連情報をモニタリングしながら専門家と議論して決める計画」と原則的な立場を明らかにした。
ブースターショットはインフルエンザ、B型肝炎・破傷風などほとんどすべてのワクチンにある問題だ。インフルエンザを考えれば理解しやすい。毎年秋にインフルエンザ予防注射を接種する際、新生児は2回する。1回では抗体ができず、2回目のワクチンがブースターショットとなる。その次からは1回だけ接種すればよい。疾病管理庁の関係者は「我々の体の細胞(B細胞)がインフルエンザワクチンをある程度記憶していて、一度だけ接種すればよい。これも一種のブースターショット」と説明した。