「ろうそく革命は演出」…対北朝鮮ビラ法から文政権めぐる攻防に広がった米議会
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.16 11:58
米下院傘下のトム・ラントス人権委員会が15日(現地時間)、韓国の対北朝鮮ビラ禁止法(南北関係発展法改正案)に関するオンライン公聴会を開いた。
その間、この人権委では中国の宗教の自由、ナイジェリアでの虐殺など世界の人権問題をめぐり公聴会を随時開いてきた。韓国が対象になったのは今回が初めてであるうえ、北朝鮮の故金日成(キム・イルソン)主席の誕生日「太陽節」に合わせて開かれるという点でも注目された。
今回の公聴会の共同議長を務めたクリス・スミス議員(共和党)は冒頭発言で、この法を「反聖書・BTS風船法」と名付けたと伝えた。北朝鮮に宗教情報や韓国大衆音楽が流入するのをこの法が防いでいるということだ。また、韓国が北朝鮮との関係を改善して核拡散を防ぐという名分で、北朝鮮と中国の人権に関して長期間してきた約束から退いたと批判した。