韓国GM富平工場「半導体確保できず19日から1週間稼働中断」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.15 11:22
車載用半導体需給難がますます深まり稼動中断に入る自動車メーカーが増加している。 韓国GMは15日、「半導体不足により19日から1週間富平(プピョン)第1・第2工場の生産を中断する」と明らかにした。富平第1工場は「トレイルブレイザー」、第2工場は「トレックス」「マリブ」を生産する。特に輸出の柱であるトレイルブレイザーの生産中断で韓国GMは少なからぬ打撃が予想される。
韓国GMは「世界的に車載半導体に対する流動的な状況が持続している。協力企業と半導体需給に対する解決策を見いだして工場中断の影響を最小化し、その後生産損失を回復していくだろう」と明らかにした。韓国GMはすでに2月から富平第2工場を半分だけ稼動していた。このため協力企業まで休業に入るなど影響は小さくなかったが、1週間稼動を中断すれば業界に及ぼす影響はさらに深まるものとみられる。