韓経:北朝鮮、SLBM挑発に出るか…15日がDデーの可能性
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.12 09:57
北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)挑発に出そうな状況が相次いで感知されている。北朝鮮がSLBMの搭載が可能な3000トン級潜水艦の建造を完了したものと韓米情報当局が把握していると伝えられた。バイデン政権の対北朝鮮政策検討が仕上げ段階に入り込んだ中で北朝鮮が今後非核化交渉で影響力を行使するために武力挑発に出るという懸念が出ている。
米国の北朝鮮専門メディア「38ノース」は10日に撮影された衛星写真を分析した結果、咸鏡南道(ハムギョンナムド)の新浦(シンポ)造船所にあるSLBM試験用バージ船からミサイル発射管が除去された可能性が大きいと明らかにした。衛星写真にはミサイル発射管と推定される物体がトラックに載せられたクレーンに吊り下げられている姿が捉えられたのに続き、4時間後にこの物体がトラックの荷台に置かれた様子が捉えられた。38ノースは「弾道ミサイル潜水艦進水に向けた準備過程の可能性と、さらに大きなSLBMをテストするための改良作業である可能性、あるいはSLBM試験発射に向けた初期準備段階の可能性がある」と分析した。