韓国首都圏、新型コロナ抗体陽性率0.52%…第2・3波の影響で増加
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.08 17:05
韓国防疫当局が首都圏の医療機関の訪問者に新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の抗体検査を実施した結果、昨年より抗体を持つ人が増えたことが分かった。昨年の第2波・第3波を経て、地域社会の感染者増加の影響という分析だ。
権ジュン郁(クォン・ジュヌク)中央防疫対策本部(防対本)第2副本部長は8日に開かれた新型コロナ定例記者会見で、「今回の調査の結果、首都圏の場合、抗体陽性率0.52%を記録した」とし、「昨年実施した抗体調査の結果(0.15%)より増加しており、大規模な感染拡大があった第2波、第3波の影響が累積したものと分析している」と述べた。抗体検査で陽性が出れば抗体を持っているという意味で、陽性率は全体で抗体を持っている人が占める割合を意味する。