韓日米協議体の成功、韓日関係と対北朝鮮政策調整しだい
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.07 12:02
韓国の金大中(キム・デジュン)政権当時の1999年、対北朝鮮政策の効果的な樹立と協調のために韓日米3カ国の間で設置された機構に北朝鮮政策調整監督グループ(TCOG)というものがあった。3カ国の外交次官補級の協議体だった。北朝鮮の核・ミサイル問題のほか、北朝鮮支援問題などを議論した。ソウル・ワシントン・東京で順番に会議を開催した。
初期には6カ国協議の重要な時期に会って共同声明を発表し、6カ国協議を主導する役割をしたが、2003年1月の会議を最後に事実上消えた。TCOGの短命にはいくつかの原因があるが、対北朝鮮政策をめぐる韓国の立場と日米の立場に隔たりがあり、2003年2月に発足した盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権はこれを克服するのは難しいと判断して再開しなかった。