ボルトン氏「文大統領『日本の兵力が韓国の地に踏み入れないなら対北協力可能』発言」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.23 06:50
米国のジョン・ボルトン元大統領補佐官(国家安全保障担当)は23日に出版する回顧録で、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領がドナルド・トランプ大統領に「日本の兵力が韓国の地に足を踏み入れない限り」北朝鮮に対して軍事協力を行うことができるという意を明らかにしたと主張した。
ボルトン氏は2019年ハノイ米朝首脳会談の決裂以降の4月11日、米国ワシントンで開かれた韓米首脳会談で、トランプ大統領がランチミーティングを取りながら、文大統領に「同盟として日本と共に戦うことができるか」を尋ねると、文大統領がこのように答えたと伝えた。
当時、文大統領は「東京とソウルは合同で軍事演習をすることはできるが、日本の兵力(自衛隊)を韓国に入れるのは国民に(植民地の)歴史を喚起させる」と率直に答えたという。当時、韓日関係は2018年10月大法院(最高裁)強制動員賠償判決と同年12月韓国海軍の日本自衛隊哨戒機に対するレーダー照射問題など悪材料が続いた時期でもあった。