韓国、コロナで二極化が深刻…上場企業4社に1社は利子も支払えず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.05 15:30
昨年、新型コロナ感染拡大の影響で上場企業の4分の1は営業利益で利子も支払えなかったことが分かった。一方、医療や製薬・電子・インターネットなどの業種は営業利益が急増し、新型コロナが国内企業の二極化を深刻化させた。しかし上場企業の営業利益は新型コロナ以前の2018年水準と比べると少なく、企業はまだ衝撃から完全に回復できていない。
韓国経済研究院が5日、KOSPI・KOSDAQ上場企業(非金融)の財務諸表を分析した結果、昨年の国内上場企業の営業利益は67兆3000億ウォン(約6兆6000億円)と、2019年(53兆9000億ウォン)に比べ25%増加した。2019年の営業利益が減少した影響があったほか、新型コロナの反射利益を得た半導体・家電など主力産業の収益が改善したからだ。昨年の営業利益は2019年比で増えたものの、2018年(108兆ウォン)と比較すると依然として低く、62%にしかならない。