韓国与党、大統領と距離を置く…例外ない執権5年目の「苦難の行軍」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.04 13:21
大統領選挙を約1年後に控え与党が大統領と距離を置き始めた。与党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)常任選挙対策委員長は先月31日、「政府・与党が住宅の現実を正しく把握できなかった」として不動産政策を公式に謝罪した。党代表時代にはマンション価格の急騰にも文在寅(ムン・ジェイン)政権の不動産政策を擁護した彼だった。
民主党の朴映宣(パク・ヨンソン)ソウル市長候補は先月28日、「ソウル・江南(カンナム)の再開発・再建築は公共主導だけに固執しない」と述べた。文大統領の「公共主導供給原則」と相反する発言だ。朴候補の選挙垂れ幕に文大統領の姿を見つけることはできない。2018年の地方選挙、昨年の総選挙の際に民主党の候補らが選挙公報などで文大統領との関係を誇示したのとは全く異なる姿だ。当時と違う点は文大統領の支持率が30%台に落ちたということだ。