景気指標に春は来たが…V字反騰? K字二極化?=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.01 10:11
表に見える数字では新型コロナウイルスが経済に与えた傷は癒えていく様相だ。産業生産指標が好調を見せると統計庁は「景気が良くなった」と評価した。各種経済心理指標も右上がりのグラフを描く。それでも緊張を解くのは早い。業種別回復傾向を見れば不均衡が深刻なためだ。
統計庁は2月の産業活動動向を31日に発表した。2月の産業生産は前月より2.1%増えた。月間増加幅では8カ月来の最水準だった。鉱工業とサービス業が生産指標の改善を牽引した。2月の鉱工業生産は4.3%増加した。DRAMなどメモリー半導体が7.2%、化学製品が7.9%増え主導した。製造業の平均稼動率は77.4%を記録した。1月より4.2ポイント上昇した。2014年7月の77.7%以来6年7カ月ぶりの高水準だ。サービス業生産は2月に1.1%増加しマイナスの流れから抜け出した。輸出入と貨物・旅客運送が活発になり輸送・倉庫部門の生産は4.9%増加した。