【時視各角】北朝鮮非核化の放棄…悪夢が始まる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.30 13:56
北朝鮮の核を頭に載せて暮らす屈従の歳月は永遠に続くのだろうか。来月、米国では民族の運命にかかわる重大な報告書が出てくる。バイデン政権の北朝鮮戦略が反映された「北朝鮮政策レビュー」がそれだ。政府レベルの検討の末に原則が決定すれば、米政権全体がこの方向に進んでいく。米国が今週、韓日米外交安保室長会議の名分で青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)の徐薫(ソ・フン)国家安保室長を呼んだのも韓国側の意見を聴くためだ。
レビューの核心は、短期間での完全な核廃棄を狙うトランプ式「最大限の圧力(Maximum Pressure)」政策を継続するか、それとも制裁緩和で核の凍結または部分的な核廃棄だけでも実現させようとする「段階的接近(Phased Approach)」方式に向かうかだ。