ソウル市、欧州30カ国大使の反発で外国人コロナ全数検査義務化を撤回
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2021.03.20 09:01
ソウル市が外国人勤労者全員に新型コロナ診断検査を義務的に施行する「行政命令」を「勧告」に変えた。
ソウル市は19日、「中央災難対策本部の要請に基づき、17日に出した行政命令を『高危険事業場に対する検査勧告』に変更する」とし「3密(密接・密集・密閉)勤務環境にいる外国人労働者および同一事業場に雇用された国民は、31日までに診断検査を受けるよう勧告する」と発表した。これを受け、不履行時は200万ウォン(約19万円)以下の罰金を科し、感染者が出る場合は防疫費用に対する求償権を請求するなどの制裁はなくなる。