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中国「メディアの前で侮辱」手法に、米国「記者団、出て行くな」正面対応

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.19 14:10
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「同僚(colleagues)の皆さんにもう一度入ってくるように言ってください」。

18日(現地時間)、米アラスカ・アンカレッジの米中高官会談場。トニー・ブリンケン米国務長官が実務職員に向かってジェスチャーを交えながらこのように言った。ブリンケン長官が言及した「同僚」とは、現場取材中だった国務省の出入り記者。メディアに公開することにしていた冒頭発言の順序が終わり、会場から出ていこうとする記者団を長官が直接呼び止めた前後の事情はこうだ。

 
◆「規範違反」vs「内政干渉するな」

この日の会談は開始から張り詰めた空気が漂っていた。ブリンケン長官は「香港、新疆、チベットで中国が行っている行動、またわれわれ同盟に対する経済的圧迫などは国際安定を維持するための規範に基づく秩序を脅かす」と話した。

中国の楊潔チ外交担当政治局員は「内政問題に干渉するな」と言って直ちに応酬した。楊政治局員の発言要旨は、事実上「人のことを気にする暇があるのなら自分のことをちゃんとしろ」というニュアンスに近かった。「Black Lives Matter(ブラック・ライブズ・マター)」というスローガンに象徴される米国内の人種差別デモに言及し、「米国が国内の人権問題でもっと上手くやるように願う」と皮肉った。

問題はこのような内容だけではなかった。当初、両側は冒頭発言を2分ずつ行うことで約束していたという。外信記者団によると、ブリンケン長官は2分27秒、ジェイク・サリバン米ホワイトハウス大統領補佐官(国家安全保障担当)は2分17秒間発言した。ところが中国側は楊政治局員は16分14秒、王毅外交担当国務委員兼外交部長は4分9秒間発言した。

◆中国が発言時間を破るとブリンケン長官が応戦

本来、米中がそれぞれ冒頭発言をした後に取材記者団は現場を離れることになっていた。

だが、中国側が発言時間をの約束を破るとブリンケン長官は予定になかった反論に出て、中国はまたこれを正面から受けて2次攻防が続いた。この間ブリンケン長官は「同僚の皆さんにもう一度入ってくるように言ってください」と促し、記者団に残ってこのような状況をさらに取材するよう要請したのだ。

楊政治局員の発言に対するブリンケン長官の反論は15分の間続いたが、ほぼ「フリースタイル」に近かった。原稿も見ずに自然に発言をつないでいった。「われわれは完ぺきでなく、失敗もする。後退したりもする。だが、歴史を通じてわれわれは公開的で透明にこのような挑戦に対抗した。これを無視したり、そのような問題がないようにふるまったりすることもなかった。このような中では、時には苦痛で、醜い状況にもぶつかるのは事実だ。だが、そのような状況があるたびにわれわれはこれを克服し、さらに強くなり、良くなり、そして団結した」。

◆中国、韓国にも「冒頭発言欠礼」の前例

事実、このような形でメディアに公開される冒頭発言の機会を利用して相手の機先を制するのは中国の常套手段だ。韓中が高高度ミサイル防衛(THAAD)体系配備問題で対立していた2016年7月、ラオスで外交長官会談が開かれた。場所は王毅当時外交部長の宿舎だったが、当初中国は場所が狭くて記者団の現場取材が不可能だと話した。これを受けて韓国記者団は5~6人ほどだけが会談場の外で待っていたが、会談直前に突然「状況が変わったので記者14人が入ってきなさい」と言った。中国記者側はすでに14人を準備している状況だった。

冒頭発言時はさらにひどかった。王部長は「韓国が信頼を傷つけた」と猛攻を浴びせた。また、尹炳世(ユン・ビョンセ)長官が反論性の冒頭発言を始めると、頬杖をついたり追い払うかのような手振りをしたりして無礼な態度を繰り返すかと思ったら、尹長官が発言を終える前に中国外交部職員が記者団を現場から退去させた。メディアを利用した意図的な外交欠礼だった。

◆国務省「中国、目を引くことにだけに関心」

だが、この日アンカレッジで、米国はただやられるだけではなかった。最初から悪癖を直すのだという勢いで、国務省高位当局者が改めてコメントを出して中国を非難した。この当局者は、中国が冒頭発言の時間約束を破ったこをを指摘して「われわれは原則と価値を話すためにここにきたが、中国は逆に内容ではなくドラマチックな形式、目を引く行為のほうに狙いがあるようだ」と話した。

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