国連人権状況特別報告者「韓国、北朝鮮人権法をしっかりと施行せよ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.11 07:07
トマス・オヘア・キンタナ国連北朝鮮人権状況特別報告者は10日(現地時間)、北朝鮮の人権問題の解決のために韓国政府が積極的に出ることを促した。北朝鮮との交渉で人権問題を扱い、事実上放置されている北朝鮮人権法を施行するように勧告したわけだ。
キンタナ報告者は第46回定期理事会が行われている国連人権理事会(UNHRC)にこのような内容を盛り込んだ北朝鮮人権報告書を提出した。また、10日UNHRC定期理事会会議で報告書を発表した。キンタナ報告者は報告書で韓国政府に対して「人権に基盤を置いた枠組みが北朝鮮との経済・人道的協力に結びつくように保障しなければならない」と強調した。また「北朝鮮人権財団の設立など2016年制定された北朝鮮人権法をしっかりと施行してほしい」と促した。