英国でキムチの人気が高まっている。

昨年からキムチが新型コロナウイルス感染症（新型肺炎）を勝ち抜くのに良い食品という認識が広がり始めた。英国出身女優グウィネス・パルトローがに新型肺炎に感染した事実を告白しながら「食習慣を変えて菜食を食べて、立派な砂糖無しキムチも発見した」と言ってうわさが広がった。

英国で新型肺炎対応のコントロールタワーである国民保健サービス（ＮＨＳ）関係者が「パルトローさんの食事療法は科学的でない」と論評したこともある。パルトローの言及がどれくらい波及力があったのか逆説的に見せる部分だ。

キムチは英国をはじめ、欧州で１９７０年代と１９８０年代には嫌悪食品扱いされた。だが、もう韓国料理やアジア食品を売る専門店だけでなく、モリソンズ、アスダなど英国の主なスーパーマーケット売り場でも買うことができる品目になった。

メディアの関心も熱い。

ＢＢＣではホームページにキムチを漬ける方法を掲示した。ザ・タイムズは筆者がキムチを作って失敗した経験を紹介した。テレグラフはワクチン効果を助ける５つの方法に関する文章で乳酸菌が豊富な食品を推薦しながらキムチに言及した。また、ご飯、タマゴ、野菜、唐辛子やキムチを入れて炒めることを勧め、「キムチチャーハン」をお昼メニューとして推薦した。ガーディアンは米の粉、ベーキングパウダー、牛乳や油を入れた「キムチパンケーキ」を提案した。韓国ののキムチチヂミとも違う料理だ。デイリーメールはチーズとキムチを入れたサンドイッチを紹介した。

このような雰囲気に合わせて駐英韓国大使館は韓国関連の主要人物５０人にキムチとキムチ料理法が入った本を贈って好評を得た。