韓米防衛費交渉、近く妥結…米国務長官の訪韓で署名か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.06 10:12
韓米防衛費分担金協定(SMA)締結が迫っている。分岐点は5日(現地時間)にワシントンで開かれる韓米首席代表間の9回目の会議になるとみられる。この会議には韓国外交部の鄭恩甫(チョン・ウンボ)韓米防衛費分担交渉代表と米国務省のダーナ・ウェルトン防衛費分担交渉代表が出席する。先月5日の8回目の会議は画像で行われたが、今回は首席代表が対面して会議を開くという。ある外交筋は「バイデン政権の発足以降、防衛費分担金交渉の気流が180度変わった」とし「トランプ前大統領と違い、バイデン大統領は韓国の立場を尊重・配慮する雰囲気」と述べた。
◆「今回の交渉が最後になることを希望」
防衛費分担金をめぐる隔たりがほぼ解消されたという点は、双方が明らかにした公式立場にも表れている。鄭恩甫大使は4日(現地時間)、ワシントンのロナルド・レーガン空港に到着した後、記者らに対し「追加の対面交渉が必要になるかもしれない」としながらも「今回の(交渉が)最後になることを希望する」と明らかにした。米国務省も3日、交渉の進展状況について「合意到達に近づいている」という立場を明らかにした。