韓国、1・2月出生児また過去最低…「コロナショック、2世は考えられない」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.03 09:35
韓国は婚姻外関係での出生の割合が低いということから、結婚を避ける現象が出生率の下落をさらに深化させる可能性も提起される。経済協力開発機構(OECD)によると、韓国は事実婚姻関係での出生の割合が全体出生件数の2.2%水準でOECD平均(40.7%)より著しく低かった。このような状況で出生率の先行指標である婚姻件数は昨年21万3513件で、2019年より2万5646件(10.7%)減った。結婚件数も統計作成以来最も大きな減少幅を見せた。
新型肺炎は出産を希望していた既婚夫婦にも大きな負担となっている。会社員Bさん(37)は「一人息子が昨年小学校に入学したが、新型肺炎で学校に行けない日が多くなり、1年間ほぼ両親に任せっぱなしにしていた」として「本来は放課後、塾を3カ所程度行かせようとしたが、感染が心配でそれさえもあきらめざるを得なかった」と話した。また「第2子をまた産んで両親に子育ての負担をさらに負わせるよりはあきらめた方が良いと考えた」とした。