韓経:バイデン大統領、韓日台と「半導体同盟」強化…中国の首を絞める
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.25 09:18
ジョー・バイデン米国政府が同盟国と連帯して半導体や電気自動車(EV)用の電池(バッテリー)など核心素材・部品の供給網を新たに構築することにした。世界覇権をめぐり競争している中国をグローバルサプライチェーンから徹底的に排除しようとする戦略と分析できる。
24日、日本経済新聞によると、バイデン大統領は今月内の核心的な素材および部品の供給網を再編するために同盟国との協力を強化して国家戦略を樹立するようにする行政命令に署名する計画だ。米国と貿易戦争を行う中国を排除する新たな供給網を同盟国と構築し、核心的な素材・部品に対する中国依存構図を変えようとする試みだと同紙は分析した。
日経が入手した行政命令の原案によると、半導体の他にも電気自動車バッテリー、レアアース(希土類)、医療用品などが米国の新たな供給網構築対象に含まれた。米国はレアアースの80%、医療用品の90%を中国から輸入している。半導体は韓国と台湾、日本と連携し、レアアースはオーストラリアやアジア各国と協力して中国依存度を低くする方針だ。