韓国の10代家長どうなる…15~19歳の雇用が過去最大の減少
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.23 11:46
日常的に暴力を振るう父親から逃がれ2019年に家を出た18歳のA君。食堂のアルバイトで月120万ウォンほどを稼ぎ考試院で暮らした。だが昨年の新型コロナウイルス流行の余波で仕事を失ってからは家賃と生活費をまかなえず、借金だけが増えた。彼は昨年末から京畿道(キョンギド)のある青少年保護センターで過ごしながら新しい仕事を探している。
青少年保護センター協議会のマ・ジェスン会長は、「人件費節約のためセルフレジのような自動化システムが導入され真っ先に解雇されたのが10代の青少年」と話した。彼は「保護センター所長ら10人ほどと話したが、現在アルバイトをする子どもは10%もいなかった。子どもたちは働きたいのに働けないため物質的・精神的にストレスが大きい」と付け加えた。