「強制労働賠償拒否」三菱…特許権差し押さえ命令抗告も棄却
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.16 17:03
日帝強占期の強制労働被害補償判決を不服とする日本の三菱重工業が韓国国内資産差し押さえ命令に抗告したが裁判所に受け入れられなかった。
16日の法曹界によると、大田(テジョン)地裁民事控訴1部は三菱重工業が強制労働被害者を相手取り起こした特許権差し押さえ命令抗告をこのほど棄却した。
裁判所は「(この事件と関連した)執行債権は韓日請求権協定対象にならないという大法院判決がある。三菱重工業は韓日請求権協定に基づく仲裁委員会の仲裁手続きがなされないなど(強制執行)障害事由があると主張するが、(大法院判決により)その事情は障害事由になるとみることはできない」と明らかにした。