【グローバルアイ】「わきまえない女たち」の反乱
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.16 15:31
森喜朗東京オリンピック(五輪)組織委員会会長の妄言から辞任に至るまでの「大河ドラマ」を見て最初に思ったのは、「日本はやはり先を進む超高齢社会」ということだった。80代の高齢者との会話したのはいつだったか思い出せないが、このドラマの主役はそろって80代だからだ。
森会長は1937年生まれ。日本メディアには83歳と出ているが、韓国では(数え年で)85歳だ。「女性がたくさん入る会議は時間がかかる」「女性は競争心が強い」などと発言したが、批判を受けると「老害が粗大ゴミになったのかもしれないから、そうしたら掃いてもらえばいい」とかえって憤慨した。幻滅した五輪ボランティアが相次いで辞退を宣言する。これを受け、自民党の二階俊博幹事長が登場し、一喝する。「新たなボランティアをまた募集する」。二階氏は39年生まれだ。