コロナが世界の証券市場揺さぶってもひとり勝ち…日本の証券市場支えた「日銀・年金基金の力」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.24 08:12
23日の日本の株式市場の動きは異変の連続だった。
この日日本の代表株価指数である日経平均は前取引日と比べ23円33銭(0.14%)高の1万6576円16銭で始まった。新型コロナウイルスの感染拡大を狙ったトランプ米大統領の2兆ドル規模の緊急予算案が議会で否決されたという速報が伝えられた直後だった。日本の証券市場に揺れはなかった。
金融市場を揺るがすほどの悪材料は続いて発生した。この日午前、日本の安倍晋三首相が東京五輪延期を初めて示唆する発言をした。安倍首相は参議院予算委員会で「完全な形での実施が困難な場合は、延期の判断も行わざるを得ない」と話した。新型肺炎の感染拡大にも東京五輪延期の可能性には線を引いてきた安倍首相までこの日一歩引いた立場を出した。