韓国政府、アストラゼネカワクチン承認「65歳以上の接種は慎重に」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.10 16:06
韓国政府が26日に接種計画を明らかにした英アストラゼネカの新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチンについて承認した。ただし追加臨床試験の結果などを提出するように条件をつけた。これまで議論されていた65歳以上の高齢者の接種については、「慎重に決定しなければならない」という諮問団の決定が出た。
食品医薬品安全処は10日、最終点検委員会(最終委)を開き、このように決定した。最終委は新薬品目承認のための三度の専門家諮問過程の最終段階だ。金剛立(キム・ガンニプ)食品医薬品安全処長は「食品医薬品安全処の審査結果と先に行われた二度の諮問内容を総合的に点検し、中央薬事審議委員会の諮問意見を尊重してアストラゼネカワクチンの品目承認を決定した」と発表した。ただ、米国などで進行中の臨床試験の結果などを承認後に提出しなければならないという条件をつけている。