韓国外交長官、クアッドの質問に「開放的・包容的なら協力」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.10 07:52
鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官が9日、就任後の最初の記者懇談会で、日米豪印4カ国による枠組み「クアッド」について「透明で、開放的であり、包容的で、国際規範を遵守するのなら、いかなる地域協力体または構成とも積極的に協力することができる」と述べた。米国は従来のクアッド4カ国に韓国、ベトナム、ニュージーランドなどを追加する「クアッド・プラス」を構想しているが、これに対し原則的ではあるが参加に慎重な立場を示したのだ。
鄭長官のこの日の発言は事実上クアッドに参加するための4つの基準を提示したとみることができる。外交部当局者は「(クアッドに対する)基本原則を提示し、そうであるなら協力する意志があるという鄭長官の言葉通り受け入れてほしい」と説明した。