ブルームバーグ「韓国、最長期の空売り禁止国…株価に逆効果」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.06 12:54
韓国政府の繰り返される「空売り禁止延長措置」が株式市場にマイナスの影響を及ぼす恐れがあるという海外メディアの報道があった。空売りは株価下落が予想される場合、株式を借りて売った後、株価が下がれば株式を買って返して差益を得る投資技法をいう。
◆「政治ポピュリズムで空売り禁止再延長に」
ブルームバーグ通信は4日(現地時間)、「全世界最長期空売り禁止国が自国株式市場を下落リスクに陥れる」と題した記事で、空売り禁止延長措置が逆効果をもたらしかねないと指摘した。これによると、昨年3月の新型コロナ事態で世界株式市場が暴落すると、韓国など12カ国が空売り禁止に入った。多くの国は2、3カ月で空売りを再開し、韓国とインドネシアだけが1年間、長期空売り禁止を維持した。ところがインドネシアは今月末に空売り禁止を終了する予定だ。このままでは韓国が世界で空売りを最長期間禁止した国になるということだ。