韓経:J-POPを真似ていたK-POP…30年ぶりに「大逆転」実現した秘訣は
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.03 09:23
1990年代まで日本はアジア音楽の中心地だった。全世界的にJ-POPの熱心なファンが急増し、日本のレコード産業の規模は米国に続いて世界2位に大きくなった。SMエンターテインメントなど韓国の企画事務所は日本の大型芸能プロダクション「ジャニーズ事務所」のアイドルシステムの全般を先を争ってベンチマーキングした。テソン企画がジャニーズの所属アイドルグループ「V6」をベンチマーキングしてSECHSKIES(ジェクスキス)のメンバーをブラックキスとホワイトキスの2つののコンセプトに分離したのが代表的だ。
だが、わずか30年で世界音楽市場でK-POPとJ-POPの地位は完全に逆転した。BTS(防弾少年団)の曲が昨年ビルボード「ホット100」のチャート1位を占めたのが代表的だ。反面、J-POPの痕跡は探すことが難しい。日本はむしろK-POPのアイドルシステムをベンチマーキングして逆輸入している。