韓経:インド・中東まで席巻した韓国のゲーム産業…輸出と雇用を拡大する大黒柱産業になった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.24 10:49
韓国のゲーム産業が雇用創出の側面で大黒柱の役割をきっちりと果たしている。文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後に韓国の主要ゲーム会社の従業員は40%近く増えた。同じ期間に雇用規模全体では足踏みだったのとは対照的だ。射倖性や過度な没入の尺度としてゲーム産業に否定的な一部の見方にもかかわらず、人気ゲームの知的財産権(IP)を育てて海外市場を開拓して成し遂げた成果だ。
韓国経済新聞が23日に上場ゲーム企業36社を分析した結果、これら企業の1-3月期基準の従業員数は1万7258人で3年前の1万2399人より39.1%増えた。この日時価総額20兆ウォンを初めて超えたNCソフトをはじめ、主要ゲーム企業が急成長して雇用を創出した結果だ。海外に上場されたり上場を控えたゲーム会社まで合わせるとゲーム業界の新規雇用創出規模はさらに大きくなる。ゲーム『バトルグラウンド』でグローバル市場での興行に成功したクラフトンの従業員数はこの期間に768人から1598人と2倍以上に増加した。
韓国政府は昨年雇用予算として21兆2000億ウォンを編成するなど毎年数十兆ウォンを投じて雇用創出に出た。だが今年1-3月期基準で韓国の全業種の雇用は3年前の2017年に比べ2.5%増加するのにとどまった。良質の雇用供給源だった製造業の雇用は同じ期間に3.0%減った。