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韓国亡命の元北朝鮮外交官「金正恩は核放棄できない」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.01 15:51
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2019年9月に脱北して韓国に定着したリュ・ヒョンウ(韓国で改名)元駐クウェート北朝鮮大使代理が、バイデン政権に向けて「北朝鮮は決して核を放棄することはできない。オバマ政権当時のイラン核政策を参考にすべきだ」と述べた。

リュ氏は1日(現地時間)に公開されたCNNのインタビューで、韓国入りから1年余り経過した現在の心境を語った。CNNは、リュ氏夫婦は北朝鮮支配エリート出身で、リュ氏の妻の父は労働党39号室室長を務め、金正恩(キム・ジョンウン)一家の資金と労働党の資金管理、外貨稼ぎを総括したと説明した。

 
リュ氏は「北朝鮮は(バイデン政権と)喜んで核兵器縮小交渉をするだろうが、核を完全に放棄することはないはず」と述べた。そしてトランプ前米大統領の対北朝鮮交渉方式よりもオバマ政権の対イラン核交渉を参考にすべきだと助言した。

リュ氏は「米国の前政権は(北朝鮮という)全体主義国家と交渉をする前から非核化を要求し、交渉を膠着状態にした」と評価した。「米国も非核化から退けないが、金正恩一家も非核化はできないため」ということだ。

◆「金正恩、制裁のために交渉の場に出てきた」

ただ、「強力な制裁」は北朝鮮を交渉テーブルに引き出す要因だと助言した。リュ氏は「現在の対北朝鮮制裁は前例なく強力であり、これは続かなければいけない」とし「金正恩をトランプ大統領とのシンガポール交渉に引き出した要因は『制裁』のためとみる」と説明した。また「シリア勤務当時、オバマ政権のイラン核協定過程を見たが、その経験がバイデン大統領に役に立つと信じる」と話した。

オバマ政権は2015年、ロシア・中国・ドイツ・英国・フランスなどと共にイラン核合意(JCPOA、包括的共同行動計画)を締結し、イランが核兵器開発を中断する代わりに経済制裁の解除を約束(国連安保理決議2231号)した。リュ氏は2010年から13年までシリアで勤務した。北朝鮮がシリア内戦勃発前までアサド政権に通常兵器を販売してきたのを目撃したとも伝えた。

◆娘に「一緒に自由を探しに行こう」

リュ氏夫婦は2019年、娘の未来のために韓国行きを決心し、1カ月間ほど準備した後、同年9月に実行に移した。密かに準備を終えた後、娘を学校に連れていきながら亡命計画をこのように説明したという。「一緒に自由を探しに行こう」だった。娘は衝撃を受けながらもうなずいた。リュ氏の家族はすぐに韓国大使館に向かった。CNNは、リュ氏の娘に「(韓国の)新しい家で一番良いことは何か」と尋ねると「インターネットを自由に使用できるのが気に入っている」と答えたと伝えた。

リュ氏は「韓国亡命後に後悔することの一つが高齢の母と3人の兄弟、妻の父母を北朝鮮に置いてきたこと」と話した。リュ氏は「脱北者の残された家族は処罰を受けることが多い」とし「211世紀にこのような封建的な家族処罰方式が存在し、ぞっとする」と語った。

特に北朝鮮核心エリート一家出身の自身の脱北は北朝鮮社会に大きな衝撃を与えたはずと予想した。リュ氏の妻の父は北朝鮮労働党39号室の幹部であり、金正恩一家のための資金を管理していた。太永浩(テ・ヨンホ)国民の力議員(脱北者)は「彼の夫人の父は39号室室長を務めた金正恩の金庫番の全日春(チョン・イルチュン)氏」とし「39号室室長は(故金正日総書記の)側近中の側近」と伝えた。

◆「米国、核交渉で人権問題を放棄すべきでない」

リュ氏は外貨稼ぎ現場で北朝鮮の実情を目撃した。外交官らは外貨稼ぎの割当量を達成しなければならず、クウェートなどペルシア湾の近隣国に派遣された北朝鮮労働者1万人余りは「現代版奴隷」として扱われながら外貨を稼いだ。稼いだ外貨は核兵器プログラムなど金正恩一家が好む順位で使われた。しかし2017年の国連の対北朝鮮制裁で北朝鮮労働者の大半はこの地域から追い出された。

リュ氏は「トランプ政権が北朝鮮と核交渉をしながら後回しにされた人権問題を放棄しないことが重要だ」とし「人権は道徳性の問題でもあり、北朝鮮政権には深刻で敏感な問題だ」と述べた。

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