外出もできず、孫にも会えず…韓国高齢層「コロナブルー」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.01 13:18
ソウルに住むイさん(69、女性)は家の中で一人でぼんやり過ごす日が多い。夫はマンションの警備員として働いている。隔日で家に帰ってくる。イさんは家の外に出るのが怖いという。新型コロナウイルスに感染するかもしれないという考えのためだ。
週に一度は訪れていた町内の銭湯には昨年8月から行っていない。歌の教室は閉鎖されて通えない。教室の舞台でいつまたイ・ミジャの「蟾津江(ソンジンカン)の娘」を歌えるかは分からない。小学校同窓会の団体旅行も考えられない。さらに「5人以上の集まり禁止」防疫守則のため、孫の顔を映像電話で見なければいけない。