新型コロナ被害で無人島行…完売したNintendo Switchゲーム「どうぶつの森」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.31 10:28
無人島に移住する。家を作ってリンゴをもいで、アジを釣って蝶をつかまえ、アサリ狩りをして友達を作り、ベッドを買って…。任天堂がコンソールゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」用のゲームとして今月20日に全世界に向けて発売した「あつまれ どうぶつの森」(以下、「どうぶつの森」)の内容だ。
木っ端微塵にして殴って殺すような刺激的な場面も、休まずにレベルを上げないと生き残れないような極限競争はどこにも見当たらない、最近ではあまり見かけない退屈なゲームだ。それでも世界中から熱い反応が集まっている。日本最大のゲームメディア「ファミ通」によると、発売から3日間で、日本だけで188万本(実物パッケージ版)以上も売れた。Nintendo Switch用ゲームの発売初週販売記録としては歴代最高だ。実物なくゲームソフトだけをダウンロードできる「eショップ」の販売量は除外した数値だ。世界最大のゲーム市場の米国でもアマゾンビデオゲーム分野4位に入った。北米のニンテンドーeショップでも1位だ。
「どうぶつの森」はコンソールゲームの比率(3.7%、2019大韓民国ゲーム白書)が低い韓国市場でも人気を集めている。「どうぶつの森」をテーマにデザインされたコンソールゲーム機をひとつにまとめた「あつまれ どうぶつの森セット」は定価36万ウォン(約3万1800円)だが、発売当日、大手スーパーのemart(イーマート)とロッテマートでは完売となった。ゲームソフトだけを販売するパッケージ版もemartで解禁された1万2000本が27日に完売した。各中古取り引きサイトでは、追加金(チップ)を上乗せしてでも手に入れたいというコメントが次々と書き込まれている。emart関係者は「現在のところ全て品切れ」としながら「4月初旬になれば新規物量が入ってくるはずだが、まだ決まっていない」と話した。