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非核化には「後戻りできない段階」 日本に対しては「try me」…過去の発言から見た韓国外交部長官候補の外交観(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.26 08:26
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(3)日本に対しては「try me」警告

鄭氏の発言のうち、外交界で最も膾炙したのは日本に関連した内容だった。韓日は2019年11月22日、外交的協議の末に韓国は軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了決定を猶予して、日本は輸出規制措置解決に寄与する方向で話し合いを再開することで合意した。

 
ところが日本メディアがこれを自国に有利な方向と解釈して「パーフェクトゲーム」などと表現したため、鄭氏はその2日後に直接マイクを取って日本を狙撃した。当時、鄭氏は「『Try me(なら一度、そういうふうにずっとやってみろ)』と日本に言いたい。繰り返しとんでもない主張をすれば、私がどんな行動を取るか分からないという警告」と話した。

日本のわい曲を問題にするのは当然だが、当時はすでに外交チャネルを通して公式に抗議した後だった。韓国の外交安保ライン責任者が、それも「もう一度頑張ってみよう」と言ってなんとか合意にこぎつけた後に、公開的にする性格の発言ではないと指摘されたのはこのためだ。外交的表現とも距離が遠かった。このため、一時期は鄭氏のことが話題にのぼると「try me」がそのあとを付いて回った。

ソウル大学国際大学院の朴チョル熙(パク・チョルヒ)教授は「鄭氏は日本に対する戦略的信頼は強くないとみられるが、韓日関係改善のためには、何より『柔軟性』と日本に対する信頼を持つことが急がれる」とし「特に慰安婦問題の場合、文在寅政府は2015年慰安婦合意が公式合意だった点を強調し、自己否定に近い形で従来の立場を翻意している。目前の問題をひとまず越えるための『見せ掛け』ではない対話と交渉、そして決断が必要だ」と指摘した。

非核化には「後戻りできない段階」 日本に対しては「try me」…過去の発言から見た韓国外交部長官候補の外交観(1)

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