お金出しても買えないシャネル・ロレックス…ブランド店の列に並ぶバイトも登場=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.21 15:14
最近、デパートのシャネルやロレックスなど高級ブランド店の前には開店時間の午前10時30分前から長蛇の列ができているのがよく見受けられる。さらには、店の前の列に代わりに並ぶアルバイトまで登場したほどだ。それでも店に入っても希望の商品を買うのは容易ではない。いわゆる「新商品」は飛ぶように売れ、すぐに品切れになるからだ。匿名希望のデパート関係者は20日、「コロナで全体的な消費が萎縮したのは確かだが、それでも売れる製品は確かに売れる」とし「シャネルのような主要なブランド店は新商品が入荷される火曜日・木曜日、また週末には来店客が殺到する」と述べた。
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)を経験したこの1年間、「消費の二極化」がより一層明確になったことが分かった。また、在宅勤務の拡散により仕事と家庭の区分が曖昧になり、「職場・住居一体化」商品がよく売れた。外出が減ったことで色調化粧品の購入は減少してボディ用品や香水の購入が増加するなど、消費の移転現象も著しい。20日、中央日報がロッテ百貨店の3億2022万件あまりの購買関連ビッグデータ(2019年・2020年)を単独入手して分析した結果だ。