強行・中止ではない東京五輪「順延」カード…新たな変数
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.21 08:40
新型コロナウイルス(新型肺炎)に足を引っ張られている東京オリンピック(五輪)のせいで、国際オリンピック委員会(IOC)の五輪開催構想全般が揺れている。東京五輪7月開催に関連し、「開催強行」「大会中止」という従来の選択肢の他に「順延」(2024年開催)という新たなカードが登場した。
主催国日本は無観客でも大会が開かれることを望んでいる。五輪・パラリンピックを招致した後、インフラ構築や組織委員会の運営などに16兆5000億ウォン(約1兆6000億円)という天文学的予算が注ぎ込まれた。中継権料やスポンサーシップ収入が必要なIOCも、内心、中止だけは避けたいと思っている。IOCは3月初め、ギリシャ・アテネで開かれる総会で東京五輪開催について決める。