【社説】新型コロナ利益共有、危険な発想だ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.13 15:18
与党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)代表が11日、新型コロナウイルスによる二極化を理由に利益共有制を提案した。「新型コロナウイルスで多くの利得を得た階層や業種が利益を寄与し片方を助ける多様な方式を韓国社会が議論すべき。強制するよりは自発的参加を誘導する方向で検討してほしい」と話した。丁世均(チョン・セギュン)首相の8日の「好況業種の寄付」と軌を一にする発言だ。
民主党は続けて「コロナ不平等解消タスクフォース」を設置し、団長を務める洪翼杓(ホン・イクピョ)政策委議長が社会連帯基金などの案に言及した。党内外では半導体・家電など主力製品の販売好調で利益を出したサムスン、SK、LGなどの大企業、宅配会社、デリバリーアプリ、IT企業などが対象に挙げられている。