「にわか乞食」を誕生させた、文政府が広げた「人生格差」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.13 07:59
韓国北部の京畿道一山(キョンギド・イルサン)でチョンセ(借家)住まいをしている大企業の会社員ムンさん(37)は職場の親しい同期を見ると自分がみすぼらしく感じることがある。中産層家庭で育ち、ソウルにある大学を卒業して5~6年前に結婚した点で2人は似ている。ただし、文さんは新居をチョンセで用意した反面、同期は両家の親の支援とかき集めた貸出で「自分の家」を準備して新婚を始めたのが違いだ。ムンさんは「同期は単に少し早めに不動産に飛び込んだおかげで数億ウォンを儲けた」とし「暴騰した不動産価格で人生格差が広がった」と話した。
不動産・株式のような資産の価格が急騰し、資産の両極化現象がますます深まっている。不動産・株式などを有しているかいないかによって、階層間の資産格差が大きく広がっているということだ。