日本、慰安婦判決ICJ提訴検討…韓国拒絶時は訴訟不可能
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.11 07:01
ソウル中央地裁の慰安婦被害者賠償判決に関連し、日本政府が国連最高の法廷である国際司法裁判所(ICJ)に提訴する方案を有力な選択肢として検討している。朝日新聞が日本政府高官関係者の言葉を引用して10日、報じた。
ICJ提訴が有力な方案として浮上したのは前例があるためだ。日本政府が韓国裁判所の判決に反発する根拠は「一国の裁判所が他国を訴訟当事者として裁くことはできない」という国際慣習法上の「主権免除」(国家免除)の原則だ。韓国裁判所が日本政府に賠償判決を下したのはこの原則に反するというのが日本政府の主張だ。反面、ソウル中央地裁は国が組織的に犯した反人道的犯罪である慰安婦被害は、国際法規上上位にある「強行規範」を違反したもので、主権免除を適用することはできないと判断した。