尹美香前挺対協代表「領収書に拇印押して保管」…李容洙さん暴露論争が激化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.08 16:06
共に市民党から当選した尹美香(ユン・ミヒャン)氏が慰安婦被害者である李容洙(イ・ヨンス)さん(92)の「寄付流用疑惑」暴露に対して8日、反論した。尹氏はこの日、フェイスブックを通じて「(寄付は)徹底して管理し、監査を受けて報告する過程を経ている」とし「1992年からおばあさんに差し上げている支援金などの領収書を、おばあさんの拇印を押した状態で保管していた」と説明した。尹氏は第21代総選挙で共に市民党比例順番7番を受けて当選した。
李容洙さんは7日、大邱(テグ)のあるカフェで記者会見を開き、旧日本軍慰安婦真相究明のための「水曜集会」の募金を通じて集めた寄付の使い道が不透明だと疑問を呈した。李さんは「1992年から、水曜集会に行くと、小学生や中学生が親からもらったお小遣を集めて募金してくれたが、心がとても痛かった」とし「これをおばあさんのために使ったことがない」と主張した。水曜集会は尹氏が理事長を務めていた市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(以下、正義連)」が主催する集会で、1992年に旧日本軍慰安婦の真相究明を求めて始まった。