韓国は早くて9月末ごろワクチン1次接種完了、年内はまだマスク外せない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.06 14:01
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)が今年も続くだろうという予想に異論を挟む専門家はほとんどいない。さらに米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は昨年12月29日(現地時間)、米国内の新型コロナ拡大状況は1月にさらに悪化する可能性があると見通した。世界保健機関(WHO)ベトナム事務所のパク・ギドン代表は「ワクチンの接種をいち早く多く実施する国は、年末の状況が今よりは安全になる」としながら「接種が遅れた国は依然と拡大が収まらないと考える」と話した。新型コロナ状況変化を意のままにできる唯一の要因にワクチンを挙げた。
「Our World in Data」によると、3日現在、人口100人あたりワクチン接種者はイスラエルが12.59人で圧倒的に先んじている。バーレーン・英国・米国・デンマーク・ロシア・中国・カナダ・ドイツ・エストニア・イタリアなどが続いている。韓国は2月末にならないとこのリストの端のほうに入ることができないものとみられる。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が出てモデルナワクチン2000万人分を確保するなど合計5600万人分のワクチンを確保した状態だ。全体人口の108%に該当する物量だ。