人口減少時代に公務員12万人増やした文政権…李明博政権当時の14倍
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.05 16:02
韓国で文在寅(ムン・ジェイン)政権の発足以降、行政府の公務員数が年平均3万人近く増えていることが分かった。現政権の公務員数の増加は盧泰愚(ノ・テウ)政権以降で最大になることが確実視される。
行政安全部と政府組織管理情報システムによると、行政府の全体公務員数は昨年6月末基準で109万7747人。国家職と消防・社会福祉・教育自治など地方職を合わせた数字だ。2017年5月9日に任期が終わった朴槿恵(パク・クネ)政権(100万6145人)当時より9万1602人増えた。文在寅政権の期間を年単位に換算して計算すると、毎年平均2万9150人増えたということだ。李明博(イ・ミョンバク)政権(年平均2027人)の14倍、朴槿恵政権(9498人)の3倍、公務員数を大きく増やした盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権(1万4235人)の倍を超える数値だ。通貨危機を迎えた金大中(キム・デジュン)政権は公務員数を減らした。
これは約2万5000人と推算される立法府・司法府・憲法裁判所・選管委など「行政府外」の公務員を除いた数だ。「行政府外」まで合わせると公務員数はさらに多い。今後、公務員はさらに増える見込みだ。文大統領の公約に基づき執権5年間に公務員計17万4000人を補充するという「公共部門雇用ロードマップ」が依然として進行中であるからだ。公務員数が最も多く増えた盧泰愚政権(18万1126人)に迫る。