韓国外交部長官の新年の辞「日本・中国など周辺国とさらに協力を」
ⓒ 中央日報日本語版2021.01.05 11:45
康京和(カン・ギョンファ)韓国外交部長官は4日、新年の挨拶会を通した挨拶で「今年も揺れずに推進すべき外交懸案および主な日程と新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)状況に絶えず変貌しつつある外交方式をよく融合・調整して最大限の成果を上げるように努力する必要がある」と述べた。また、「米国の新行政部発足を契機に高官級交流の早急な実現を通して韓米同盟を発展させていくべきだ」として「日本、中国、ロシアなど周辺国との協力にもさらに取り組むべきだ」と強調した。
同時に「韓半島(朝鮮半島)状況を安定的に管理しながら韓半島の完全な非核化と恒久的平和定着に向けた対話のモメンタムを生かしていけるように持続的に国際社会との連携を図るべきだ」とし、「新南方・新北方政策などわれわれが重点的に推進してきた外交多角化政策でもさらに進展した成果を上げられるように努力しなければならないだろう」と明らかにした。
また「新型肺炎はまだ進行中であり、今年にも最大の話題は『コロナの克服と回復』になるものとみられる」として「われわれは各自の位置で新型肺炎が完全に克服できるあの瞬間まで国内と世界各地の状況を綿密に注視しながら機敏な対応体制を整える必要がある」と説明した。