韓国主要グループCEOの新年辞で見る2021年のキーワード
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.05 11:17
新年を迎え主要グループオーナーが4日、一斉に新年辞を出し経営活動に入った。新型コロナウイルスの高波の中で各企業オーナーはいずれも「不確実性」を最大リスク要因に挙げた。これに対する突破口としては「顧客」と「ESG(環境・社会・支配構造)」「新事業に対する挑戦」「変化・革新」などを強調した。多くの企業は新型コロナウイルスの余波で仕事始め式をオンラインに変え、オーナーらは映像にマスクをして現れる異色な場面を演出した。
昨年に続き今年もサムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長の新年辞はなかった。李副会長は代わりに新年の仕事始めのこの日、ファウンドリー(半導体委託生産)工場であるサムスン電子平沢(ピョンテク)第2工場を訪れた。協力企業代表らとともにファウンドリー生産設備搬入式に参加した後、李副会長は「新年を迎え新しいサムスンに跳躍しよう。一緒にやれば未来を開くことができる。サムスン電子と協力会社、学界、研究機関が協力して健康な生態系を作り、システム半導体でも神話を作ろう」と強調した。