韓国、コロナワクチン接種4-6月期に遅れれば…GDP最大230兆ウォン損失
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.30 13:09
来年の新型コロナウイルスワクチン導入時期によっては経済損失が数百兆ウォンに達することもあるとの調査結果が出た。特に新型コロナウイルスワクチンの一般接種が4-6月期以降にずれ込み感染者数が減らなければ経済成長率がマイナス2~マイナス8%まで落ち込みかねないという。
全国経済人連合会傘下の韓国経済研究院はこうした結果を盛り込んだ新型コロナウイルスワクチン導入遅延の経済的影響報告書を30日に発表した。韓国経済研究院はワクチン導入時期と新型コロナウイルスの感染拡大傾向が国内総生産(GDP)に及ぼす影響をシナリオごとに分析した。研究院は「デューク大学グローバル保健革新センターが運営するリサーチ専門機関の新型コロナウイルス見通しを参考にして実効再生産指数とワクチン導入時期によるシナリオを仮定した」と話した。