【時論】5年前の慰安婦合意を霧散させて無為に歳月を送った韓国政府
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.28 10:43
朴槿恵(パク・クネ)政府2015年12月の韓日慰安婦合意から28日でちょうど5年だ。満点合意ではなかったが、それでも同年韓日国交正常化50周年を迎えて成し遂げた相当な成果だった。
当時の合意文には旧日本軍の関与を認め、日本政府の責任を明示し、日本の首相の深いお詫びが入った。日本政府の予算で慰安婦被害者の名誉と尊厳の回復および心の傷の治癒に向けた事業を進めることを確認し、これを受けて2016年7月「和解・癒やし財団」が発足した。その後、日本政府が10億円を送金し、財団は当時まで生存していたおばあさん47人中35人に1億ウォンずつ(現レートで約941万円)を、死亡慰安婦199人の遺族64人に2000万ウォンずつ支給した。