日本バドミントン代表チームを率いる朴柱奉（パク・ジュボン）監督（５６）が契約期間を２０２５年まで延長した。

スポーツ報知をはじめとする日本メディアは２６日、「日本バドミントン協会が朴監督と契約期間を２０２５年まで延長した。２０２４年パリオリンピック（五輪）以後も代表チームの指揮を任せる方針」と伝えた。また「朴監督は選手のモチベーションややる気を引き出すのがうまく、専任コーチや選手の所属チームとの信頼関係もあつい」という日本バドミントン協会の立場を伝えた。

朴監督は世界バドミントンの伝説だ。１９９２年のバルセロナ五輪男子ダブルスで金メダルを、４年後のアトランタ五輪では混合ダブルスで銀メダルを獲得した。日本バドミントンと縁を結んだのは２００４年のアテネ五輪直後からだ。専任指導者制度や合宿など韓国式の代表チーム運営方式を導入し、日本代表チームの国際競争力を大きく高めた。日本は２０１６年リオデジャネイロ五輪女子ダブルスで金メダルを獲得し、競技力が急上昇した。

朴監督との契約を延長したことで、日本代表チームは２０２０年東京五輪、２０２４年パリ五輪に朴監督体制で臨むことになった。朴監督は「まだ遠い未来を眺める余裕はない。まずは東京五輪に集中する」と語った。

スポーツ報知は「日本は東京五輪のバドミントン全５種目で表彰台が期待されている」と報じた。「朴柱奉効果」を得た日本バドミントンは指導者との契約延長を通じて安定的な代表チーム運営システムを構築した。