台湾半導体メディアテック、7-9月期AP市場「サプライズ」1位…サムスンは4%p下落
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.25 10:41
台湾半導体のメディアテックが米クアルコムを抜いて7-9月期の世界アプリケーション・プロセッサ(AP)市場で首位に立ち、「サプライズ」を演出した。サムスン電子は主要APメーカーのうち前年同期比シェア下落が最大だった。APはスマートフォンの頭脳役を果たす核心チップセットだ。
25日、市場調査機関「カウンターポイント・リサーチ」によると、メディアテックは今年7-9月期AP市場でシェア31%で過去始めて首位を占めた。シェアは前年同期比5%ポイント上昇した。カウンターポイント・リサーチは「メディアテックは低価格(100~250ドル)スマートフォン市場や中国およびインド、中南米のような地域で成長して最大のスマートフォン・チップセット供給企業になった」と明らかにした。続いて「TSMCが製作した安価なメディアテックチップセットはスマートフォンメーカーの立場ではファーウェイ(華為)不在による空白を素早く埋めることができる最初のオプションだった」と分析した。